VOICE SPACE
  詩と音楽のコラボレーション集団 "VOICE SPACE" 公式ブログ
CD

声のまぼろし

CD「声のまぼろし」
2010年2月28日発売 ¥2000
ご購入はこちら→RAGTIME



Information

VOICE SPACE 

Author:VOICE SPACE 
・VOICE SPACEとは
東京芸術大学音楽学部の学生、院生、卒業生を中心とした、 現代詩を研究する音楽グループ。「音楽文芸」講座担当の佐々木幹郎氏、成田英明氏を顧問として2004年に発足。
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倉敷インスピレーション2006のレポートと併せてご覧ください。

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山口レポート第七弾!!!!!!!

お待たせしました!
山口レポート第七弾では、サーカス小屋でのコンサートの翌日、私たちの山口滞在最終日の様子をご覧いただきましょう~

最終日には、中也ゆかりの地をいくつか見てまわることができました。
まずは、中也生誕の地に建つ中原中也記念館へ。



休館日にも関わらず、特別に記念館を見学させていただけることに。
我らが佐々木先生の解説つきで、「中原中也とフランス文学」の展示を見てきました!



秋の夜は、はるかの彼方に、
小石ばかりの、河原があつて、
それに陽は、さらさらと
さらさらと射してゐるのでありました。
・・・・・・

「一つのメルヘン」は、中也の死後世に出た第二詩集、『在りし日の歌』の中でも、よく知られ愛されてきた詩の一つでしょう。
詩の舞台となったのが、この吉敷の「水無川」であると言われています。
前日降った雨のせいか、思ったより水量がありました。


うーむしかし昨日の大雨がウソのように気持ちのいい天気!
トマトもおいしいし、写真もよく映る!?
 

それは中国のとある田舎の、水無河原といふ
雨の日のほか水のない
伝説付の川のほとり、
藪蔭の砂土帯の小さな墓場、
――そこにも蝉は鳴いてゐるだろ
チラチラ夕陽も射してゐるだろ・・・・・・

川のほとりに、中也が未発表詩編「蝉」に歌った、竹やぶとお墓があります。


中原家累代之墓。
墓石の銘は中学生のころ中也が書いたもの。
ここに中也をはじめ、中原家の一族が眠っています。


みんなで交代におまいり。
ナムナム、どうか朗読劇と論文を見守っていてください、なにとぞ、なにとぞ・・・

お墓の周りには、ハート型の石がごろごろ。
最近ファンの間でできた風習なのだとか。
河原で見つけるのでしょうか、きれいなハート型をした石がいくつも並んでいました。

さて、続いて訪れたのは、「悲しき朝」の舞台と言われる鳴滝です↓
新緑の向こうに、小さく滝が・・・


雲母の口して歌ったよ~
背ろに倒れ、歌ったよ~
 

響の雨は、濡れ冠る!
近くに迫ると一層の迫力です。


おっと、これぞまさに、
「巌の上の、綱渡り」!!危なかったぁ。


清々しい鳴滝の流れを堪能した後は、高田公園へ。
足湯につかるの図。


ここには小林秀雄の筆による、中也の「帰郷」(一部)が刻まれた詩碑があります。
お!「さやかに風も吹いている」のね、さやかちゃん。


最終日までたっぷり充実した今回の山口滞在でした。
中也さん、どうもありがとう!




( by 早坂 牧子)


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山口レポート番外編*






山口レポートは番外編、覚和歌子さんの「リフレイン」という詩に僕、中村大史と権頭真由が音楽をつけて発表させていただきました。

ふたりで何ができるか、この詩とともに何ができるか…
オルゴールとアコーディオン、そして自分たちの声。僕たちは、自分たちの持つもので表現をすること、そしてひとりではなくふたりで音楽を作るということに挑戦しました。それは、VOICE SPACEの中で初めて作品を作るにあたって、けっして容易な作業ではありませんでした。

演奏の技術ばかりではなく、世界観に頼ってばかりいるのでもなく、そして他人に伝える、魅せるということ。試行錯誤には、いつも、そして最後まで、先生方や仲間の皆のアドバイスや励ましがありました。

写真は自宅の作業机とオルゴール本体。今回使用したオルゴールはオルガニートと呼ばれるもので、紙にパンチで穴を開け、それを手回しのハンドルで巻き込み、自分で速度を調整しながら演奏します。お互いの呼吸を感じ合いながら奏でるそれは、他の楽器にはない難しさやもどかしさがあり、そして、だからこその気持ちよい瞬間があったりします。

会場にいらしていただいた皆様、そして詩を書かれた覚さん本人の目の前での精一杯の演奏を終え、すれ違い様に覚さんが声をかけてくれた「ありがとう」という言葉がまだ耳に残っています。


申し遅れましたがはじめまして、中村(♂)です。
アイリッシュ以外で参加することができて、とてもいい勉強と経験になりました!不安と緊張の嵐でしたが…
以上、山口レポート番外編でした*

(中村大史)





小室等さんとの再会!
山口レポートの途中ですが、今回は最新の情報をお届けします。

5月某日、学内某練習室に
小室等さん、またまた登場!


というのは。

このたび東京ミッドタウンに開館したサントリー美術館
このオープニング記念イベントにて
VOICE SPACEは再び小室等さんと共演するのです!

「日本を祝う」展 記念イベント 詩と音楽のコラボレーション「祝いの詞」
2007年5月27日(日)19:30~
会場:3階展示室内
出演:佐々木幹郎、小室等、伊藤多喜雄、VOICE SPACE

(応募は締め切られています)

このイベントでは佐々木幹郎氏の新作に小室等氏が作曲。
小室さん&VOICE SPACEが演奏。
伊藤多喜雄氏が歌います。


このイベントに出演するVOICEメンバーは
邦楽器メンバーの澤村祐司&石井千鶴。

小室さん、澤村くんに音を鳴らしてもらいながら
箏の特徴や澤村くんの持っている引き出しを短時間で掴みます。


みきろう先生の新作のうちの一篇は「樽をころがせ」と題したウイスキーを讃える詩。
小室さんが音を探り始めました。

すると…??


千鶴さんと澤村くんも即興で参加!

目の前でどんどん音楽が形作られていきます!

カメラ係の私、興奮で手ぶれしちゃいそうでした!

真剣にビデオカメラを構えるのは成田教授。詩人でもあります。
実はつい先日、中也生誕祭で
撮った本番の映像を誤って消去してしまうというミスに泣いたばかり!
今回は消さないようにね!

詩人「おもしろいっ!」


練習をちらりと覗きにいらしたのはなんと指揮科の小林研一郎先生!
楽しんでいらっしゃいました!

(文&写真:中村ゆ)


山口レポート第六弾!!!!!!

その夜。
中原中也記念館向かいにこの中也百年祭の期間限定でオープンしていた
カフェ・ド・中也にて打ち上げが行われました。


沢入マールイサーカス団・空中ブランコの高橋ナナさん(右)とフィドルの真奈さん(左)。
お互い20歳同士でパチリ。


あ、ここでも(e)Shuzo Bandのライブがはじまりはじまる。


いつの間にかフルートとメロディオンも参加。

こうして音楽三昧の2日間が終わりました。
山口レポートはまだ続きます!

(写真:佐々木幹郎) (文:中村裕美)


山口レポート第五弾!!!!!

覚和歌子さん(公式ファンサイトにもこの日の記事があります)。
かわいい少女のようなひと。
サーカス団に向けて「おみやげ」、VOICE SPACEに向けて「からだ」
という詩を朗読してくださいました。

VOICE SPACEのShuzoさんとのコラボも1曲。
会って2日目。前日にお話をして当日リハをして実現。
覚さんの声の高さに笛がとってもよく合って
余韻のように聞こえました。


みきろう先生。
「オポッサムと豆」「木」などを朗読。
読経のような発声で独特のリズムがある「行列」、
私(中村ゆ)の鍵盤ハーモニカとのコラボ「眠りの森で」など
音楽的な要素が盛り込まれた約20分の楽しい言葉の時間。


VOICE SPACE「湖上」(詩・中原中也/曲・中村裕美)

この「湖上」と次の曲「坊や」は今回の公演の為に書いた新曲。
今まで沢山の作曲家に曲をつけられている「湖上」。
私はそれらの曲を知りません。
(もしかしたら他の作曲家が作ったメロディーと
私が書いたものの中で似たような箇所もあるのかも??)
「ポツカリ月が出ましたら、舟を浮かべて出かけませう。」
という出だしのメロディーはポッカリと思い浮かんだものの
その次からのメロディーにはだいぶ苦心しました。

この詩でいちばん好きな部分は
「けれど漕ぐ手はやめないで。」の一行。
その一行の後、アイリッシュ楽器+αによる長い間奏が入ります。
この頃からでしょうか。
雨が強くなってきて、テントの天井を激しく打ち始めました。
私はピアノを激しく叩きました。
フルートがひゅうと風の音を響かせました。
やがて雨の音も声のように聞こえてきました。


VOICE SPACE「坊や」(詩・中原中也/曲・中村裕美)

これは中也の長男・文也が生まれて間もない頃に書かれた詩です。
同じ言葉が何度も繰り返されるところにリズムを感じます。
2回登場する「流れる清水のやうに泣く」の部分が好きで
ここでピカルディー終止させることがこだわった点ですね。

アイリッシュと日本歌曲のいいとこどりをしたような曲です。
何度も転調したり、笛に出しにくい音がガンガン登場したりで
ホイッスルのShuzoさんには初め苦労させちゃいました。
でも文句を言うどころか色々工夫して下さって私は頭が下がります。

雨は激しくなるばかりです。
「湖上」では幻想的なイントロを聴かせてくれたハープの廣瀬さんが
「坊や」ではバウロンに持ち替え、
雨と共に8分の9拍子のリズムを打ちだすと
百歳になった中也もびっくりしたんじゃないでしょうか。

VOICE SPACE「はじまり はじまる」(詩・佐々木幹郎/曲・小室等)
最後に、倉敷でも全員で歌った「はじまり はじまる」を
早坂牧子をメインボーカルにみんなで演奏しました。

この日はサーカス小屋でのコンサートの最終日。
力を尽くしてくれた皆様もステージに上がり、
壇上も客席もみんなで声をあわせて
「ゆあーん、ゆよーん、ゆやゆよん」と10回唱え
幕は下りました。


聴きにきてくれた箏の澤村くんも一緒に集合写真。
…というか顔半分しか写ってない(笑)。

(文:中村ゆ)


山口レポート第四弾!!!!
午後6時、いよいよ開演!

まずは沢入マールイサーカス団によるオープニングアクトが
会場を沸かせます。(撮影:成田先生)


佐々木幹郎&覚和歌子登場。
覚さんは、今、映画の撮影を終えたばかりなのだそうで。
その監督はなんと谷川俊太郎氏。


それにちなんで登場したのがお馴染み「りんごへの固執」の
小林沙羅&丹野恵美子!(写真はリハーサルのものです。撮影:中村ゆ)
沙羅ちゃんが好調に巻き舌を聴かせると…

リフレイン2
続いて中村大史&権頭真由!
覚和歌子さんの詩「リフレイン」(詩集「海のような大人になる」収録)
に音楽をつけて詩人ご本人の前で初披露。
やわらかいオルゴールの音色に3拍子のメロディーがのりだすと
覚さんも思わずうっとり。
この曲については後日、特集記事を中村くんが執筆予定です。
お楽しみに!!

本番のレポはまだまだ続きます。

(文:中村裕美)


山口レポート第三弾!!!
5月6日。お昼過ぎからリハーサルスタート!

今回のコンサート会場は中也の詩「サーカス」にちなんで
山口情報芸術センター近くに作られた特設テントなのです。

左:作曲者も入念に音を確認。
右:丹野さん、先日の練習時に決めたピッコロに持ち替える場所を
リハーサル時に失念!本番では忘れないよう、譜面にチェック。

(写真:佐々木幹郎&中村裕美) (文:中村裕美)


山口レポート第二弾!!
では、前夜祭の続きをお送りします。

最後に全員でアヴェマリアとパッヘルベルのカノンを演奏。
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ピアニカで参加しているのは作曲家の中村裕美!!

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そして、真面目に打ち合わせ中の早坂牧子!!


一通り演奏が終わったら、みんなで食事。
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美味しくて沢山いただきました☆

おなかいっぱいになるまで食べたら、お楽しみタイム。

2人がサンバのリズムをピアノで弾き始めました。
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すると・・・・???
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参加決定!!!
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みんなその場にあった楽器を思い思いに演奏しています。
DSC_0109.jpg

んんん??後ろで成田先生が見守っていますね。
シャッターチャンスを狙っていたのかしら??


こうして夜は

あっという間に

更けていったのでした



次回は第三弾!!
6日、本番の様子をお伝えします。

(丹野恵美子)



山口レポート第一弾!
お待たせしました!
山口レポート第一弾は、5月5日
           
                     ♪前夜祭♪をお送りします。


前夜祭はカフェ・ド・ダダで行われました。
トップバッターは・・・・
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小林沙羅!!
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美声でみんなを酔わせてくれました!

お次は中村大史&権頭真由!!
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中村君の気持ちよさそうな顔!
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私たちをメルヘンな世界に連れて行ってくれました!
権頭さんのホッとした表情☆
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か、かわいいぃ。



次は丹野恵美子!!
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福井とも子「A colorsong on B」、ピアソラのタンゴの歴史より「ナイトクラブ」を演奏しました。


そして(e)Shuzo Band!!DSC_0059.jpg

楽しそうにフィドルを弾いているのは、
大久保真奈!!
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楽しそう、実に楽しそう。
そしてリーダー、豊田耕三!!DSC_0079.jpg


こちらは真剣な表情の廣瀬沙耶佳!!
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山口から帰ってきました!!!
皆さん、こんばんは!

中原中也生誕百年祭

ご来場ありがとうございました!!



5月5、6、7日と山口に滞在し、
5日は前夜祭、6日は本番、7日は観光(?お勉強?)
というスケジュールで、全員クタクタになって
先ほど帰って参りました。

という私は誰なのかといいますと、
フルートの丹野恵美子です。
20070508000807.jpg

よろしくお願いします。

佐々木先生、成田先生をはじめ、VOICEのメンバーらは、
皆様に山口での様子をお伝えすべく、



写真をいっぱい撮って参りました!!!!!


明日以降、どしどしアップしていきたいと思いますので
どうぞご覧ください。



山口公演の前にみんなの意識がどんどん上がってきていたので、
本番が楽しみでたまりませんでした。
遠足に行く前の日、みたいな気分。
そのドキドキワクワク感を味わえたのは、
みんなでの共同作業がいっぱいあったから、でしょうか。
これからもっと成長していく予感。


こんなキモチを体験できたのも、
私たちが本番を滞りなく行えるように
協力してくださった方々のお陰。
私たちの知らないところでも、
きっと様々な打ち合わせやご協力があったかと思います。
本当にありがとうございました。


この感謝の気持ちを糧に、メンバー一同
さらに精進して参りますので、
今後ともよろしくお願いします。

DSC_0174.jpg

(覚和歌子さんと一緒に、中原中也記念館の前で)




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