VOICE SPACE
  詩と音楽のコラボレーション集団 "VOICE SPACE" 公式ブログ
CD

声のまぼろし

CD「声のまぼろし」
2010年2月28日発売 ¥2000
ご購入はこちら→RAGTIME



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VOICE SPACE 

Author:VOICE SPACE 
・VOICE SPACEとは
東京芸術大学音楽学部の学生、院生、卒業生を中心とした、 現代詩を研究する音楽グループ。「音楽文芸」講座担当の佐々木幹郎氏、成田英明氏を顧問として2004年に発足。
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VOICE SPACE in 倉敷
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(全330頁)

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倉敷インスピレーション2006のレポートと併せてご覧ください。

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倉敷インスピレーションDVD完成!!
9月の倉敷インスピレーションの記録DVDが完成!!
美術学部のユウナさんよる撮影・編集で渾身の力作、ライヴ感たっぷりです。
前夜祭、本番の合計6枚が2箱に入っていますよ。
さっそく倉敷でお世話になった皆様へお送りしました。
クリスマス明けには届くかな??
DSC_0121
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VOICE SPACE in 倉敷 その9(最終回) 佐々木幹郎氏より
VOICE SPACE in 倉敷のレポートも本日をもってついに完了!
メンバーそれぞれが忘れられない体験をした、倉敷での3日間。
その思い出は2週間が経った今でも、鮮やかなままです。

最後に「倉敷インスピレーション」の発起人、VOICE SPACE顧問の詩人・佐々木幹郎氏からご寄稿いただいた文章と写真を、ここに掲載いたします。

Mikiro Sasaki 
 佐々木幹郎氏より

 第2回倉敷インスピレーションが終った。個人的には、これまで無数に詩の朗読会をやってきたが、今回ほど魂に触れるような、心に残るイベントはなかった。なによりもVOICE SPACEのメンバーと共演できたこと、それが大成功に終ったこと、そのための準備作業の期間が5ヶ月に及んだこと。

 そのすべてが初めての試みで、倉敷側との折衝はあらゆる問題を含めて、無限に続くように思えた。総合プロデュースをまかされている身としては、谷川俊太郎、小室等氏らとの共演は第1回で経験済みだし、これまでも他の地域で何度もやってきた。無名の、VOICE SPACEの実験的な公演が成功するかどうか、地元に受け入れられるかどうか、これが最大の勝負だった。

 それが無事、想像を越えた好意的な反応で、感動の声が寄せられ、涙を流して聞いてくださった方々もいたことは、ほんとうに大きな励ましになった。アンコールを終えて舞台から降りるとき、大原謙一郎氏がスタンディング・オベーションをしてくださっているのを目にして、ただ、ひたすら感謝する以外になかった。また、打ち上げのとき、大原氏は「10年後に、今回のVOICE SPACE公演のDVDを持っていることを誇りに思うだろう」とおっしゃってくださった。

 倉敷インスピレーションは、どこからはじまったのか。2004年春、大原氏から依頼を受け、現地を2日間にわたって案内されたものの、あまりにも美しすぎる町並みを見て、わたしは断ろうと思っていた。わたしがやるまでもない。ここなら、誰でもできる。しかし、最終的に引き受けることを決断した理由は、ただ、ひとつ。半世紀以上も封印されたままだった建物、「無為堂」を見たときだった(「無為堂」は現在も未公開)。

 児島虎次郎が装飾をほどこした国籍不明のデザイン感覚の迎賓館、そして大原孫三郎が建てたガラスの箱とも言える東屋(茶室?)、そして虎次郎の和洋折衷様式のアトリエ。なかでも、東屋は明治期から大正期にかけて建てられたシュールな建物で、雑草に囲まれた四面ガラス張りの東屋を見た一瞬、電撃を受けたように、わたしのなかで倉敷インスピレーションがはじまったのだった。わたしは大原氏に、雑草の中でふり返って言った。「負けました。やります」。

 今回、もう一度、「無為堂」をVOICE SPACEのメンバーと一緒に訪れることができた。東屋は雨に打たれていた。2年前に来たときよりも、周囲の雑草は刈り取られている。

建築評論家の藤森照信氏は、この建物を東屋ではなく、「煎茶」用の茶室ではないか、と論じている。
http://www.be.asahi.com/be_s/20060521/20060508TBUK0090A.html

ただし、藤森氏に確かめると、「茶室」というのは、あくまでも仮説とのこと。東屋が正しいかもしれないとのことだった。

 記念のために、今回訪れた「無為堂」の東屋の写真を掲載しておこう。こいつだよ、この建物だよ、インスピレーションの正体は。いつか、ここで倉敷インスピレーションの本番をやろう、と大原謙一郎氏と約束したのだ。

20061015204507.jpg
(文・写真:佐々木幹郎)




佐々木先生、ありがとうございました!

「無為堂」の様子は、VOICE SPACE in 倉敷 Web写真集でもご覧になることができます。
筆者も写真を撮りながら、この土地で出逢った得体のしれない建物とその印象を、強く心に刻まざるを得ませんでした。

第2回倉敷インスピレーションは終わりましたが、
このブログはまだまだ続きます!乞うご期待!!

(by萬谷)



VOICE SPACE in 倉敷 その8 詩と音楽のコンサート (第二部)
第2部は、いよいよVOICE SPACE on stage!!
これについては、特に詳しい説明を交えながら
ふくしゅうしなきゃ。

佐々木幹郎/『朝顔』(詩集『蜂蜜採り』より)
DSC_0495
舞台の上手、下手から語り手3人娘が歌いながら登場すると
会場は一気にこのギリシア神話の空気に包まれました。
会話風の詩を早坂さん(左)と服部さん(右)が交互に歌い、
萬谷さん(中)は常にオブリガートを歌っています。
この歌は即興で歌われているので
練習でも毎回違う色をみせていましたが、
本番では今までにない音の広がりを見せていました。

佐々木幹郎/『ひとこと』(詩集『砂から』より)
DSC_0499
昼間の演奏会成功の勢いをそのまま持参した澤村くん。
前半では静かに語りながら弦を弾き、徐々に上昇していく気体のように
筝をかき鳴らしてゆき、最後には歌になります。
本人に聞けばこちらもほぼ即興なんだそうで
箏のアレンジも芸祭の時よりパワーアップ。
よりダイナミックに『ひとこと』を表現していました。

谷川俊太郎/『りんごへの固執』(詩集『定義』より)
DSC_0508
語り手・小林沙羅嬢がひとたび「りんご~」と巻き舌をすると
笑いがどっと巻き起こる。
「いつもより多く巻きました!」とは演奏後の沙羅嬢談。
更には演奏中にお客さんの一人が大きなくしゃみをするハプニングに
沙羅嬢がすかさず反応し、会場大爆笑。作曲者(私)の想定の範囲外!
『りんごへの固執』に僕は思わずくしゃみをした。のね。。

聴いて下さった沢山の方々から質問をおうけするのでお答えしますが
この曲は即興ではなく私が普通に楽譜を書き、演奏者のお二人は
音に関してはその譜面を忠実に再現してくれています。
動きなど演出は3人でアイディアを出しながら決めています。

佐々木幹郎/『メアリーとダニーの庭』
(詩集『悲歌が生まれるまで』より)
DSC_0512
(e)Shuzo Bandとのコラボレーション曲。
女性達がメアリーダニーのコーラスをしだすと
それに早坂さんが落ち着いた低音ヴォイスで朗読を重ねてゆき
やがて高揚してゆき(e)Shuzo Bandが
スローテンポのワルツを奏で始めます。
アイルランドの田舎の雰囲気が楽しく伝わっていればいいな。

「(e)Shuzo Bandの音楽を使おう」「皆でコーラスしよう」
「佐々木氏の過去作品のフレーズを取り入れよう」等の
成田英明先生のアイディアを元に
VOICE SPACEメンバーで意見を出し合って構成、
それを私(中村)が譜面に起こしています。

谷川俊太郎/『落首九十九』より と 『空に小鳥がいなくなった日』より
DSC_0526
最後の曲は11人編成、組曲形式の大曲。

1曲目『海』は服部さんのソロ朗読。
ゆっくりと丁寧に語る彼女は神様のようでした。

2曲目『殺す』は突き刺すようなボンゴのビートに合わせて
コーラスが3パートに分かれて「殺す」を連呼。
この会場では1人1人の声をマイクで拾っていたので
強烈な叫びが会場中を埋め尽くした筈です。。

3曲目『不思議』(写真)は危なっかしい程にかなりユニークな詩。
それを作曲者・森川氏は何と演歌に仕立て上げちゃいました!
イントロが始まり井口君が司会風に熱く紹介すると
服部さんがマイクをスタンドから外して手に持ち熱唱!
1コーラス歌い終わるとブラボー!ならぬ 天晴 拍手喝采!

拍手も鳴り止まぬまま4曲目『三十億六千万』に突入。
コーラスが一人一人バラバラに詩を読み上げ
それらは決して一つになりません。

5曲目『朝』
このコーラスパートはなかなか緊張するんです。
服部さんは谷川詩の世界に真っ直ぐに向き合い語りきりました。

ご来場のお客様からあたたかい拍手を頂き感謝の気持ちでいっぱいの中
アンコールに『はじまり はじまる』を
小室さん、谷川さん、佐々木さんと一緒に全員でもう一度合唱。
本当に、長時間のステージをあたたかく見ていただき
ありがとうございました。

(中村ゆ)


VOICE SPACE in 倉敷 その7 詩と音楽のコンサート (第一部)
お待たせしました、倉敷インスピレーション本番の模様をお伝えします!

まずは第1部でのVOICE SPACE&小室さんのセッションの様子から。今回初共演を果たした私たち。一回目の練習から、小室さんのあま~い歌声にくらくら。そして、そのやさしいお人柄、ギターを弾くきれいな手にもくらくら。この共演でたくさんの宝物をいただいたような思いです。ジャンルを越えて、一緒に音楽することの喜びをかみしめました。


本番前にこそっと練習している小室さんとフルート丹野さん。


舞台裏はこんな感じでした。
小室さんのギターで緊張も和らぎます・・・


本番開始!
ピアニスト萬谷さんとの共演のため今回書き下ろされた『雨のポカラ』、すてきな曲です。ため息出ちゃう!中間には萬谷さんのアドリブ・ソロが入ります。これもまた詩のイメージに合っていてため息でした。。


次の『はじまりはじまる』には声群と(e)Shuzo Bandも加わって、
みんなではじまり、はじまる。


『石と死者』は、小室さんの弾き語りに女声とバウロン&ブズーキ。
だが死者はやってくる、自らの名を告げてやってくる・・・
歌が終わってからも続くバウロンの足音。


『103歳の鉄腕アトム』では、哀愁のブルースに乗せて、フルートが老いたアトムの姿を歌います。フルートとギターの掛け合いがこれまたかっこいい!!

DSC_0553
ステージの最後にはみんなでもう一度『はじまり、はじまる』を歌いました。
どこまでもやわらかに響き残るギターの音に、ほろりときた私。
小室さん、またVOICE SPACEに遊びに来てくださいね!!

(by 早坂)


VOICE SPACE in 倉敷 その6 筝曲ライヴ@大原邸
9月30日午後。
生田流筝曲専攻の澤村くんも、大原邸にてライヴを行いました!
日本古来の伝統楽器の香り高い調べに、午後のあたたかい陽射し・・・



こちらも同じくリハーサル中で聴きにいけなかったVOICE SPACEのメンバーたちですが・・・ライヴから帰ってきた澤村くんの表情が、その成功を物語っていました。
ライヴには50人以上ものお客様に集まっていただき、直接感想を伝えに声をかけてくださったご高齢の方もいらっしゃったそうで、澤村くん本人もとても喜んでいました!

IMG_0052.jpg IMG_0053.jpg

こんな感じで「倉敷インスピレーション」は、コンサート会場だけでなく、実は倉敷の街全体をジャックしていたんですよ~。偶然通りがかったところで出会う音楽、そんなのも素敵じゃないですか♪

さあ、次はいよいよ「詩と音楽のコンサート」本番のレポートです!

(by 萬谷)




VOICE SPACE in 倉敷 その5 (e)Shuzo Band 街頭ライヴ
9月30日午後。
アイリッシュ・ミュージック楽団(e)Shuzo Bandが
大原美術館と加計美術館の玄関で街頭ライブを行いました!

加計美術館
IMG_0058.jpg

大原美術館
DSC_0314
この風景!本当に「美観」です。

(e)Shuzo Band
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たくさんのお客様に囲まれて。
IMG_0050.jpg IMG_0045.jpg

彼らはVOICE SPACEの作品「メアリーとダニーの庭」での音楽も担当。
忙しい一日だったと思います。
VOICE SPACEのメンバーはバンドが街頭ライヴをしている間、ずっとフローラルコートでリハーサル中だったので、聴きにいけませんでした・・・うぅ残念。

(by 萬谷)




VOICE SPACE in 倉敷 その4 ラジオ取材@御園
前夜祭の興奮冷めやらぬ30日の朝、
VOICE SPACEはFMラジオの取材を受けることに!

みんな興味津々。

こら、後ろで笑わせようとしてるの誰だ~


出演させていただいたのはエフエムくらしきです。
「皆さんおはようございま~す」とマイクを向けるインタビュアーの朝田さんに
「おっはようございまぁーーす!」と元気に応じる芸大生の集団の図。

朝田さん:倉敷の印象はいかがですか?
早坂   :町がとにかくきれいで、駅の周りも色とりどり、とても素敵なところですね。
      昨日の御園前夜祭も、お客さんが皆さん真剣に聴いて下さって、
      さすが文化の町という気がします。


ラジオ生放送・・・緊張!
が、朝田さんの軽妙なトークに誘われて、楽しくお話しできました。
貴重な体験に感謝♪

(by 早坂)




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